まれていた塩类が集积してしまい、灌がい农地が砂漠化してしまうこともある。
植生や土地基盤の弱い乾燥地では、耕作などで地面が裸地状态になり乾季には风食、雨季には水食が起こりやすく土壤の流出に伴い砂漠化が进行していくこともある。
不毛の砂漠になってしまった土地は、膨大な労力と费用をけて再生しないかぎり、もとの状态に戻すことは难しいと考えられている。
(9)都市・生活型公害
多消费型生活様式や都市化による过密化、言い换えれば、経済発展型で计画された都市活动の実态や人口の急激な流入によってひき起こされる公害をさす。特に排出ガス・騒音による自动车公害、生活杂排水の河川・湖沼・海洋へのたれ流しによる水质汚浊、使い舍て型消费财・过剩包装などによるゴミ公害、宅地造成等による绿地破坏などは典型的な都市的家庭生活が起因となっているのが现状であろう。そして、これらの多くは一人一人が被害人と同时に加害者となりうる要素をはらんでいることが问题てある。
今日、これらの环境问题に対する世界的认识が急速に深まり、1992年6月ブラジルのりオテジャホイロで「地球サミット」が开催され「リオ宣言」や「アジェンダ21」などが采択され、遅まきながら地球规模の环境问题対策が动き出した现状である。我が国としても环境とその保全について积极的に行动し、世界に対して主导的役割を果たし、资金・技术面だけでなく、人的にも贡献する必要がある。そのためには、一人一人の环境问题対する认识をさらに深めて、地球に优しい行动ができるようになることが大切である。
2 栃木県の现状
栃木県は自然环境に恵まれているとよくいわれている。确かに関东地方の都県中最大の面积6413.79平方キロメ‐トルを有し、东には八沟山地、北には那须・日光连山、西には足尾山地があり、これらの山地を源として那珂川・鬼怒川、渡良瀬川などの清流が県中央から南部の関东平野を润している。湖沼の主なものに中禅寺湖・赤麻沼がある。全般的に温和な气候で冷害や雪害などの灾害にあうことが少なく、下野国といわれた昔がら农业的にはかなり恵まれた立地条件にあった。日光国立公园をはじめとして自然美を多数残した県立公园も各地に整备されておリ、自然豊かな栃木県といわれるゆえんであろう。
しかし、第2次世界大戦後、交通の発达によって京浜地方との结びつきが强まり、